【弁理士+弁護士による出願支援】2013年11月22日
当事務所では、知財分野(特許発明の出願や技術分析等)については、当該分野に通じた弁理士と共に対応をしております。
先日も、佐賀県内の中小企業の方の特許出願について、当事務所にて福岡の弁理士とともに相談対応をしました。
弁理士の方からは、技術面での既存発明・競合技術との差別化ポイントの整理を、私からは提携企業との役割分担や、知財の帰属についての提携企業との取決めなどについて整理を行い、今回の出願で着実に自社の権利を保護し、他社との差別化につながるよう、基礎固めをしました。
九州の企業(特に中小規模の製造業)の方にお会いすると、非常に人が良く、技術についても
「良いものであればオープンに使ってもらって構わない」と述べられる方が多いです。そのため、特許等についても「看板」としての取得はしても、「競合他社の参入に打ち克つ」戦略の1つとして特許を活用するとの認識が十分でなかったり、特許・ノウハウの処理についての契約面での理解が十分でないところがあります。
しかし、「いい商品」を作っても、大手の参入が容易となれば、すぐに陳腐化してしまいます。また、大手・中堅の企業から、自社での採用を示唆された際に、「技術だけ」全て持って行かれ、取引に結びつかない例も少なからず存在します。
新規取引の際や、新たな発明が生じた場合などは、私の事務所で県外の専門家の相談が受けられますので、小さなことでもお気軽にご連絡下さい。
また、知財のみの顧問も受け付けております。詳しくは こちら をご覧下さい。